蒸らし時間とお湯のかけ方でコーヒーの味の変化を検証してみた

2017/09/16

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コーヒーの淹れ方によって味が変化する

ドリップする時、円を描くように全体に湯をかけるか中心にだけ湯をかけるか、そして何秒間湯をかけて何秒間待って次の湯をかけるか、或いはずっと湯をかけ続けるか、そして雑味が出る前にドリップを止めるかどうか等、様々な淹れ方で味が変化してくる。
そしてこれらの複合パターンも考えられる。

実際に試してみて味を比べてみた。

今回使用したコーヒー粉はキーコーヒー グランドテイスト コク深いリッチブレンド

最近愛用のニトリのステンレスドリッパーを使用。
コーヒーの種類やドリッパーの種類によって味は変化するので、今回の結果が全てのパータンには当てはまらないので注意。

20秒蒸らした場合

リキッドコーヒーによくある無機質な味だ。
このコーヒーの種類は初めて飲んだのだが、やはり安いコーヒーはイマイチなのか。
いや多分淹れ方が悪いのだろう。
どんなコーヒーの種類でも淹れ方が良ければ美味しくなるはずだ。

30秒蒸らした場合

味の開放感が広がった感じがする。
オーディオで言えば音場が広がった感じだ。
20秒よりは美味しかった。
ちなみにネルドリップでも30秒が美味しかった。
30秒を超えると不味くなる。

円を描くように全体に湯をかけた場合

雑味が多い。
渋い味になった。

中心にだけ湯をかけた場合

雑味がなくコクが出ている。
引き締まった香ばしい苦味だ。
ただし渋みがない分退屈な味でもある。

まとめ

30秒蒸らして中心にだけ湯をかけると美味しくなるようだ。
だが豆によると思われる。
豆の種類によって淹れ方を変えるべきである。

コーヒーを飲む時の注意点

2017/09/15

コーヒーの味は時間が経つと変化する。
飲む時は以下のことを考えながら味を楽しむと良い。

・コーヒーを入れるカップの種類によって味が変わる
意外にこれが劇的に変化する。
不透明のカップなら落ち着いた味になるし透明のカップならスッキリとした感じになる。
なぜそうなるのかは不明だがそうなるのである。
不味い時はカップを変えてみるのも手だ。

・コーヒーは温度で味が変わる
熱々の時とちょっと冷めた時と完全に冷めた時とでは全然味が違うのである。
すぐに全部飲んでしまわず、熱々の時の味を楽しんでから、ちょっと冷めた時の味も楽しむと良い。

・冷まし方で味が変わる
冷蔵庫や冷凍庫で一気に冷ます方法と、自然に冷ます方法がある。
好みの冷まし方を選ぶと良い。

・時間が経つと雑味成分が下に沈殿して味が変わる
かき混ぜずに飲んだ時と、かき混ぜてから飲んだ時の味を比べて楽しむと良い。

・口の中の状態によって味が変わる
一口目と二口目では味が違う。口の中の状態が変わるからだ。
極端に熱々のコーヒーを飲むと舌が火傷して楽しめなくなるので注意。
また食べ合わせの悪いお菓子やパンなどと一緒に食べるとコーヒーがまずくなったりもするので注意。

・口に含む量で味が変わる
少しだけ口に入れた時とたくさん口に入れた時とで味が違ってくる。
口に含む量を調節して楽しんで欲しい。

・砂糖とミルクの比率は豆によって違うし淹れ方やその他諸々によっても変わる
スティックの砂糖を全部入れたり、角砂糖を何個か入れるだけでは完璧な比率にはならない。
味見しながら最適な量、比率を見つけて調節しなければならないのである。

コーヒーの種類まとめ

2017/09/15

コーヒーには様々な種類がある。
コーヒー豆の品種や産地、生豆の寝かした時間、生豆の洗い方、焙煎手法、焙煎時間によって味が変わる。
更に豆の挽き具合やドリップ手法の違いによって味が変わる。
とりあえず今回はエスプレッソやカフェラテとカフェオレの違い等を一覧にしてみた。
これ以外にもいっぱいあるのだが大体これだけ覚えておけば問題ない。

エスプレッソ : エスプレッソマシンで淹れたコーヒー
ショートブラックorシングルorソロ : エスプレッソ
レッドアイ : ドリップ+エスプレッソ
ブラックアイ : ドリップ+エスプレッソ2倍
ドッピオorダブル : エスプレッソ2倍+お湯2倍
デッドアイ : ドリップ+エスプレッソ3倍
トリプル : エスプレッソ3倍+お湯3倍
ルンゴ : エスプレッソ+お湯2倍
クワトロ : エスプレッソ4倍+お湯4倍
リストレットorコルト : エスプレッソ半分
ロングブラック : エスプレッソ+お湯
アメリカーノ : エスプレッソ+お湯
アメリカン・コーヒー : ミディアムローストのコーヒー+お湯
グリーンコーヒー : 生豆ドリップ
サルタナコーヒー : コーヒーの実を乾燥させたものを少し焙ってから煮出し
コロンビア式コーヒーorティント : 黒砂糖を加えた沸騰した湯を用い、火を落してから粉を加え、数分静置して粉が沈んだところで上澄みだけ飲む。
インディアンコーヒー : インド製のコーヒー・フィルターを使う。鍋にミルクを入れて温め、ミルクが沸騰直前に深煎で入れたコーヒーと、砂糖、塩少々を入れる。2つのカップを行き来させて、泡立てて飲む。
カフェ・ロワイヤル : スプーンに角砂糖をひとつ乗せ、ブランデーを注いで染み込ませる。スプーンからこぼれない程度にブランデーを注いだら、角砂糖に火をつけ、溶けかけたもしくは溶けたところでコーヒーに落とし、かき混ぜて飲む。
コーヒーぜんざいor餡コーヒーorあずきコーヒー : ドリップ+小豆の餡
鴛鴦茶orコーヒー紅茶 : ドリップ+紅茶+砂糖+練乳
レモンコーヒー : レモンスライスを浮かべる
フラッペ : インスタントコーヒーの粉と水、練乳を加えシェイカーでかき混ぜ氷を入れる
塩コーヒー : ドリップ+少量の塩
海軍風コーヒー : 1.5倍量のレギュラーコーヒー粉に食塩少々を混ぜドリップ
カフェ・コン・イエロ : エスプレッソ+氷
ダーティチャイ : チャイティーエスプレッソ
カフェ・オレ : ドリップ+ミルク
コルタード : エスプレッソ+ミルクフォーム少量
ノワゼット : エスプレッソ+ミルク少量
カフェ・コン・レチェ : エスプレッソ+ミルク
ウインナーコーヒー : ドリップ+ホイップクリーム
ソイチーノorソイラテ : カプチーノ+豆乳
スキニチーノ : カプチーノスキムミルク
フラット・ホワイト : エスプレッソ+スチームミルク
エスプレッソ・マキアートorカフェ・マキアート : エスプレッソ+ミルクフォーム
カプチーノ・スクーロ : ミルクが少ないエスプレッソ
カプチーノ・キアロ : ミルクが多いエスプレッソ
カフェ・ラテorウェット・カプチーノ : エスプレッソ+スチームミルク+ミルクフォーム(少なめ)
カプチーノorドライ・カプチーノ : エスプレッソ+スチームミルク+ミルクフォーム(多め)
カプチーノ・フレッド(アイスカプチーノ) : 冷たいカプチーノ
ヘーゼルナッツ・カプチーノ : カプチーノ+ヘーゼルナッツシロップ
キャラメル・カプチーノorキャラメル・ラテ : カプチーノ+キャラメルシロップ
カプチーノ・コン・カカオ : カプチーノ+ココアパウダー
カフェ・ブラベ : エスプレッソ+スチームミルク(無調整乳とミルク)+ミルクフォーム
モカ・ブラベ : カフェ・ブラベ+チョコレート
エスプレッソ・コン・パンナorカフェ・ヴィエンヌorカフェ・ヴィエノワ : エスプレッソ+ホイップクリーム
カフェ・モカorモカチーノ : エスプレッソ+チョコレートシロップ+スチームミルク+ホイップクリーム
フラペチーノ : スタバの商品 クリームやチョコレートが乗っている
リザーブ・クローバー : スタバでクローバーというマシンで挽いてくれるコーヒー
オルゾー・ラテ : 大麦+砂糖+ココナッツミルク
マロッキーノ : チョコレート+エスプレッソ+ミルクフォーム
ホットチョコレート : チョコレート+スチームミルク
アフォガート : エスプレッソ+バニラアイス
アイリッシュ・コーヒー : ドリップ+アイリッシュウイスキ+砂糖+生クリーム
ダッチ・コーヒー : 水でドリップ
アラビア・コーヒー : 小鍋で煮出しのブラック
トルココーヒー : 鍋で煮出し濾さず
ベトナムコーヒー : 専用のフィルターでドリップ+コンデンスミルク
カフェ・コレット : エスプレッソ+ブランデーやリキュールなど+ホイップクリーム
ビチェリン : エスプレッソ+ホットチョコレート+ミルク+ホイップクリーム
ハワイアンコーヒー : ココナッツミルク入り