麦焼酎 高千穂 零を飲んでみた【味の評価】

2018/08/13

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麦焼酎 高千穂(たかちほ) 零を飲んでみた。

香りは麦なのに芋のような香りがよくしている。奥深い感じもある。黒麹と全麹仕込みと常圧蒸留のおかげだろう。
ちなみに一応長期貯蔵酒である。
味は甘味がありすっきりしていて飲みやすく、それでいて奥深く味わい深い。しかし龍宝には負ける。
比較的まろやかである。
辛さはかなり控えめである。初心者でもストレートで飲めるレベルだと思う。
苦味は少し控えめであるが後味に少し残り余韻がある。
後味はすっきりしている。
バランスは良いと思うが辛さが本当に控えめなので刺激を求めている人にはお勧めできない。欠点は甘すぎることだ。
ただ控えめだが辛さは一応あり全体を引き締めているのでバランスは良い。これで十分な人には結構辛く美味いだろう。ただし甘い。
一刻者のほうが苦く感じる。しかし一刻者に高千穂のような奥深さはない。
落ち着いた味なのでまったりしたい時にオススメである。結構どっしりしている。
パッケージに騙されて過度な期待はしてはいけない。というかこのパッケージの良さはわかる人にしかわからないと思う。この状態で売られているのだがただの黒いラベルであり商品名がほとんど見えない。がシックな印象が高級感を出しているのだ。よくこのパッケージデザインでOKが出たもんだ。このデザイナーとは気が合いそうだ。瓶の色合いも微妙に緑で渋く良い感じだ。
零とは原点を意味しており全ての光を吸収する黒つまりゼロ(零)を選んだそうだ。
ちなみにフタは平べったい栓である。日本酒によくあるやつである。少し指を入れて上げて側面がギザギザになっているのでひねりながら開けると開けやすい。
封も頑丈でなぜここまでするのか謎である。世の中には店で開けて味見する爺でもいるのだろうか。
高級感の演出か味見のどちらかだろう。或いはスクリューキャップだと劣化するのだろうか。
熱燗にすると辛さが強くなったがあまり味の品質が良くない。変な癖が出てしまっている。
常温がオススメである。

ビール ドラフトギネスを飲んでみた【味の評価】

2018/08/09

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ビール ドラフトギネスを飲んでみた。

このギネスビールは缶の中に白いプラスチック製のボール「フローティング・ウィジェット」が入っており泡立ちをよくしているらしい。
黒ビールなのでコーヒーのように真っ黒である。
香りはアルコールの香りとビールの良い香りである。
泡がよく出てクリーミーである。
味は苦味が強く酸味もそれなりにあり後味には苦味が残る。
ビール特有の苦みが後味にかなり残り余韻を感じさせる。
結構渋いビールである。
全体的にまろやかである。炭酸のような刺激は控えめである。
味を楽しむビールのようで、のどごしは良くない。
のどごしとかスーパードライとかそういうものとはほとんど違う。
例えるなら苦味の強いコーヒーのようなものである。
コーヒーとは全然違うがそんな感じである。焦げた感じの美味い苦みである。
まあ重厚感があるビールである。個人的には酸味が強すぎる気がする。
別の種類のギネスもそのうち飲んでみたいと思う。

芋焼酎 さつま司を飲んでみた【味の評価】

2018/08/08

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芋焼酎 さつま司(つかさ)を飲んでみた。

香りはあまりしない。まあスッキリした感じである。
味は芋の趣が強くアルコールの香りと辛さが強く辛さによるキレが良い。基本まろやかである。
そして甘さが強くコクがある。
かなり濃厚である。味が濃い。
赤武者颯と飲み比べると司のほうが奥深く感じた。
だが他にもっと奥深い焼酎はあると思う。
赤武者颯はバランスが良く飲みやすい。司は少しバランスが悪く飲みにくい。
後味には辛さと苦味が残る。
苦味もそれなりにあるが普通ぐらいである。
この焼酎はなんといってもアルコールの香りが強くて良い。好きな人には美味い香りだろう。
パッケージデザインも渋くレトロで良い感じである。
まあ味が濃いのでそれなりに楽しめる。
ただし人によっては濃すぎて胃もたれを起こすかもしれない。
黄金千貫を使用しているが同じように使用している黄猿とも一刻者とも全然違う味である。
熱燗にするとアルコールの香りが強くなり辛さも強く美味い。
オススメである。
ただし時間が経つとアルコールが飛び薄くなりまずくなるので注意。甘すぎる。
一刻者とブレンドするとまあまあ美味くなった。ただし少し甘すぎるかもしれない。
白霧島や古代とブレンドすると結構美味い。
色々試すと良いと思う。