芋焼酎 宝山 別選 紫を飲んでみた【味の評価】

2019/01/14

f:id:higajoukun:20181210230507j:plain:w300

芋焼酎 薩摩 宝山 別撰 紫 特別限定酒を飲んでみた。

恐らくコンビニ限定品である。赤霧島と同じムラサキマサリを使用した焼酎。
香りは奥深そうな香りと仄かにフルーティーな香りがする。
味は強めの辛さがまずやってきて美味い。
苦味よりの味で甘さ控えめだ。
キレは普通ぐらいか比較的少し上である。
奥深さはそれなりにあり味わい深い。
後味には苦味が残り味わい深く余韻を感じさせる。
フルーティーな香りは控えめだが一応感じられる。
それより渋い奥深い味がするのが特徴だ。
ただ少し特有の臭みを感じる。芋焼酎を開栓して長期間置いた時にでるあの香りだ。しかし飲んでいるうちに気にならなくなった。
なかなか美味いので苦くて辛くて渋い焼酎が好きなら、コンビニで見つけたら買ってみると良いだろう。
通常の紫宝山と味がどう違うのかは今の所不明である。宝山 別撰 赤もあるそうだ。
熱燗にするとフルーティーな香りが強くなった。
飲んでみると辛さが強く苦く臭みも健在である。
コスパは微妙である。500ml千円ぐらいなので少し高い気もする。
でもまあ苦くて辛くて奥深い焼酎が好きならオススメだ。

麦焼酎 安心院蔵を飲んでみた【味の評価】

2019/01/11

f:id:higajoukun:20181207180634j:plain:w300

麦焼酎 ノーマル安心院蔵(あじむぐら)を飲んでみた。

以前飲んだ吉兆安心院蔵の拙いレビューはこちら↓
higajoukun.hateblo.jp
香りはあまりしない。
味はするっと入ってくるほどすっきりしていて苦味よりの味である。
高級な日本酒に近い味わいがある。スッキリしているのである。本当に僅かにフルーティーである。
辛さが全体を引き締め苦味と合わさり美味い。
甘さ控えめであり苦い。
後味には苦味が残る。
麦にしては奥深さは結構ある方で味わい深い。芋の奥深さに近い。
なかなか美味いのだが辛さによる迫力とか芋のような奥深さがあまりなく物足りない。
まあ飲みやすく癖のない焼酎ではある。
熱燗にするとアルコールの香りが強くなり濃厚になり味わい深くなった。
どちらでも問題はない。
ちなみにさつまおはらとブレンドすると苦くて渋い焼酎になった。

麦焼酎 博多の華 原酒 44度を飲んでみた【味の評価】

2019/01/09

f:id:higajoukun:20181207180735j:plain:w300f:id:higajoukun:20181207180753j:plain:w300

福徳長酒類 麦焼酎 博多の華 原酒 44度を飲んでみた。

蒸留後加水して薄めていないまさに原酒である。焼酎では珍しい44度もある。
香りはアルコールの香りで酔っ払いそうな良い香りがかなりしている。
味は44度なので千年の響に近いコクと辛さだ。そして味もそれにかなり近く美味い。激旨である。
口の中で強烈な甘みが広がり香りが広がる。少しざらつきもあり味わい深い。
酸味よりだが甘みが強いためうまく調和されている。
それでいて苦味が強く全体を引き締めている。
薄めると苦味が強いことがよくわかる。
奥深さは甘みが味わい深いので結構ある方だと思う。芋焼酎のような奥深さはない。
後味は苦味が残るかすっきりしているが44度なので喉の奥がカァーっと熱くなる。
大体の度数の高い長期貯蔵系焼酎はウイスキーに近い味なのだがこれは幽玄なウイスキーといったところだろうか。
1500円ぐらいとコスパ最強の焼酎である。千年の響43度や泡盛の香りが苦手ならこの博多の華原酒がオススメだ。
パッケージデザインも渋く良い感じだ。栓はめずらしくパッキン仕様だ。
入手困難にならないうちに飲んでおいたほうが良いだろう。
霧島の原酒も美味いがこちらも美味い。霧島の原酒より度数が高くコクが強いのでオススメだ。
約4千円の千年の響43度と飲み比べると千年の響43度のほうが甘みが強く辛く香りが華やかというか甘い長期貯蔵系の良い香りがする。
やはり千年の響43度には勝てないようだ。香りの点で負けている。
やはり度数が高いので回るのが早い。ひさしぶりに酔ってきた。
熱燗にすると香りが強くなり辛さが強くなりまろやかになったがバランスは悪い。
甘さが控えめになり味わいがなくなった。甘さ控えめが好きならありかもしれない。
常温がオススメである。濃厚である。