自著の哲学的エッセイ本から適当に抜粋
私の考えでは、この世界には無限に全てが存在しており、ある構造体(精神)がその全てから一部切り取ってそれに意味付けがされることで認知される。
問題はその全てとはそもそもなんであるかだ。
そしてもうひとつは、その全ては最初からあったものなのか、それとも長い年月を経て生み出されたものなのか。
後者だとすると無の空間が存在してたことになる。
その無とはどんなものであるか。
そもそも本当にこの世界には全てが存在しているのか疑問である。
今見ている現実の世界には感じたり測定できるものしか存在していない。
しかしそれはその測定器や感覚器官がそれだけしか感知しないからではないだろうか。
幻覚などでは様々なものが出現してくる。
そういう意味で全てが存在している可能性はあるということだろう。
その全てとは一体何なのか。未だによくわからない。
そしてそれは最初からあったのか後から生まれたのかどうか。
この世界が生まれる前は無であるとされている。
無から有は生まれない。有の世界から無の世界に何らかの手を加えて有にしたと考えられる。
つまり無の世界の外は有であった可能性がある。
この2つの世界を同じ世界と捉えれば、有だったとも言える。
そして有の世界が生まれる前もまた外の世界が有だったかもしれない。
それが無限に繰り返されるのだろうか。
よくわからない。
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