サイフォンの淹れ方研究 その2
前回はこちら
豆はエスプレッソローストを7gで中挽き。
今回はロートに粉を入れて、お湯を注いで蒸らし30秒、お湯を30秒間隔で3回注いだ。
ロート内のコーヒーは3回目が終わったらフラスコへ落とすようにしている。
その後フラスコにお湯を残り半分入れて火を点けてサイフォンで淹れた。
浸漬時間60秒、撹拌回数前後に5回。
香りは強くかなり良くて深煎りの香りだ。
味はなぜか薄い。
かなり時間をかけて淹れたのだが何故か薄い。
全体的にまったりしている。
冷めてくると植物的な雑味を感じる。
ただペーパーより若干濃い気もする。
ペーパーの方がやはり激しく元気である。
苦味とコクはあまり変わりのないレベルになったと思う。
サイフォンは渋みが気になるのでイマイチかもしれない。
他の淹れ方
後はサイフォンのネルフィルターを使ったネルドリップのみの方法(火を使わない)と、
ペーパードリップで淹れたコーヒーをサイフォンを通すという方法と、それの火を使わない方法、
これらと今回のサイフォンコーヒーとの味の違いも検証する必要がある。
しかしあまり意味が無いかもしれないと予想している。
ネルならネルドリッパーを使うしこの前それは試して渋かったし、
ペーパードリップをサイフォンとネルフィルターを通して美味しくなると思えない。
雑味は取れるかもしれないが取れすぎてイマイチな味になるかもしれない。
試すなら後者の2つだがまずかったら嫌だな…。
実際に試してみた。
ペーパードリップしたコーヒーをフラスコに入れて火を点けてサイフォンのネルフィルターを通した。
味は結局ネルを通ったので雑味が取れて薄くなっただけである。
苦味とコクがなくなってしまった。
つまりサイフォンを使うとどうしても苦味とコクが消えてしまうのである。
やはり変なことをせずに浸漬時間と撹拌回数を極めるべきである。
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