ドンキのレトロカセットテープ型MP3プレイヤーを買ってみた
今回ドン・キホーテに売ってた約300円の懐かしいカセットテープ型mp3プレイヤーを買ってみた。
同時に安売りされていたSDHCカードも購入。
これでレビューしてみることにした。
色は全部で4種類ある。
今回はイエローを購入。
中身はこんな感じだ。
昔懐かしいminiUSBケーブルが付属。
一昔前のMicroUSBTypeBとかそういうのではなく二昔前のminiUSBTypeBだ。
ボタン操作は簡単だ。次の曲、前の曲ボタンは早送りなども出来る。
再生と停止ボタン。そしてボリュームボタン。
音量は結構大きく出来る。意外とパワフル。
側面にmicroSDカードを挿入。向きに注意。ノック式でカチッとできる。
ステレオイヤホンジャックと充電式USBポート。
無論言うまでもないがバッテリー搭載のスグレモノだ。
充電には3時間かかるらしい。
連続使用時間も3時間だ。
サイズ感はこんな感じだ。かわいくてレトロで良い感じ。
シールが貼ってあるだけだが形は良くて雰囲気的には十分。
再生中はランプが点灯する。
意外とこった造りだ。
イヤホンとかヘッドホンを挿すとこんな感じ。
問題なし。
ON/OFFスイッチは側面にある。
音質はまあまあ。
クリーンで良いのだが解像度が低く平面的な安っぽい音質。
だがただ聴くには問題ないレベル。
結構音質は良い方である。
48kHzのmp3にも対応している。
さすがにスマホにはまったく敵わないレベルの安っぽさだが…。
音源がmp3ということもあるがクリーンで滑らかに再生してくれる。
そして音量がパワフル。
ヘッドホンでも問題なく駆動できる。
インピーダンスの関係かノイズが酷く出るイヤホンもあった。
全く出ないものもある。
逆に音質の悪さがチープでカセットテープっぽくてレトロな音質で良い。
むしろ本物のカセットテープよりは音質は良いだろう。
充電しながら再生することも可能。
そして取扱説明書にはUSBフラッシュメモリつまりSDカードリーダーとして使用することが可能と書かれている。
付属のケーブルは通信非対応なのか充電しかできなかったが、別のUSBケーブルならデータ転送が出来た。
なかなかコスパが良い。
パッケージとか取説にmicroUSBとminiUSBをごっちゃに書かれているがminiである。
全体的には満足度の高いおもちゃだ。
約300円とは思えないほどのクオリティーである。
3時間しか使用できないがおもちゃとしてまたカードリーダーとしてかなりオススメできる。
ちょっとした時間や合間にちょこっと手軽に聴きたい人にオススメだ。
追記
SDカードに1曲以上入れて常に再生しながら3時間充電することで、2時間再生することに成功した。
何か入れて再生しないと時間が経つと自動でオフになるので注意。
2時間充電しても2時間だったのでバッテリーは劣化している可能性があるが2時間再生できればまだ良い方である。
モバイルバッテリーに接続しながら再生すれば長時間連続再生できるだろう。
過充電保護の有無とバッテリー容量を検証
5VのPCのUSBポートを使用。
バッテリーが空の状態から監視スタート。
充電しながら再生している時も、再生を止めた時も、電源スイッチがONの状態でスリープ状態の時も、最初は70mA程度であった。
その後充電中は大体1分1mA低下するので保護回路や制御装置がある可能性は高い。
そしてリチウム系バッテリーの可能性がある。
1時間で14mAで安定しそれを維持している。累計45mAh。
2時間で11~14mAで安定しそれを維持している。累計61mAh。再生を停止すると4mA。スリープOFFと電源スイッチOFFでほぼ0mA。
過充電保護機能は存在し、バッテリー容量は45〜70mAh程度だと推測できる。
ダイソーの10000mAhモバイルバッテリーで何時間連続使用可能か検証
モバイルバッテリーは5V2.1Aの仕様。
定格容量6000mAhから単純計算では16日間ぐらい再生可能であるが、実際に実験して試してみた。
16日間も連続再生できるmp3プレイヤーも珍しいものである。需要があるかは疑問だが…。
プレイヤーもモバイルバッテリーも満充電の状態からスタート。
モバイルバッテリーに接続しながら長時間連続再生してみた。
まずアンペアはPCとは違い4~7mAぐらいしか消費されていない。
ほぼ10分1mAの消費速度である。
□実験結果□
約8日間使用可能
USBテスターの計測結果:1391mAh
バッテリーやプレイヤーの回路ロスなのか8日目に急にバッテリーが空になった。
プレイヤーの充電回路が急に壊れた可能性もあるが…その後はまた問題なく充電できるし再生もできる。
ダイソーのバッテリーが問題である可能性もある。過放電保護回路が存在するため停止した可能性がある。
さすがに16日間連続再生にはバッテリーもプレイヤーもテスターも耐えられなかったのか8日間で終わった。
恐らく連続再生ではなく過放電保護機能が働かない程度に停止時間をおけば長時間再生が可能かもしれない。
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